ジャンプ

とっても!ラッキーマンについて

この記事の主な使用画像出典 ©とっても!ラッキーマン ガモウひろし

こんにちは。葵山優一です。

「ラッキー、クッキー、葵日記ー!」

今回はとっても!ラッキーマンについて紹介します。

ジャンル:少年マンガ・ヒーロー、ギャグ系
作者:ガモウひろし
出版社:集英社
掲載:週刊少年ジャンプ 1993~1997
コミックス 全16巻

作品紹介

ラッキーだけで敵を倒すラッキーマンとその仲間達が活躍するストーリーです。

ウルトラマンのように毎週怪人が現れてはラッキーで倒していきます。

連載初期は1話完結でしたが、途中からは長編がメインとなり、ギャグよりむしろガチバトルがメインになりました。

恐らくジャンプで最も早くアニメ化された作品だと思われます

29話でアニメ化発表

それ故に原作に早く追いついてしまい、そのまま終わってしまいました。
なので長編のほとんどがアニメ化されていません。

中盤からサブキャラや敵キャラなどのほぼすべてがキン肉マン形式で読者のアイデアから生まれました。

ジャンプ連載中でもラッキーネットワークという1ページのおまけ企画があり、他の連載と比べて優遇されていた感じがありましたね。

思い出と感想

僕は正直、ラッキーマンがあまり好きではありませんでした。

作品そのものは好きでしたが、ラッキーマン本人があまり好きになれませんでした。

まず、やる気がない。それに自分勝手。
努力マンをマジにけなしてた時にはさすがに頭に来ましたね。

それでいて結局ラッキーや勘違いで正当化されてしまう。

友情、努力、勝利はほかのキャラが担当しているので作品としてはジャンプ向きと言えるんですが・・・

ハッキリ言ってここまで親しみが込められない主人公も珍しいですね。

唯一好きなのは、野球編で一生懸命投げてた時ですかね。

ラッキーでアウトは取っていましたが、腕を一生懸命回して投げる超スローボール(キャッチャーまで1分かかる)だけは親近感持てました!

あと、このラッキーホームランにはマジで笑いました。

↑敬遠ボールをあくびしてバットに当ててしまい、それをキャッチャ―が弾き、ピッチャー、セカンド、ショート、センターがそれぞれ弾き そのままスタンドインの図

というか、僕にとってラッキーマンは野球の話につきます!

昔から野球が好きですがヘタクソな僕にとって会長の話は涙が出ましたね。

ジャンプで2番目に感動したシーンかもしれない・・・
(1番はハドラーの神への祈り)

最後フライを取った時がマジで感動しました!

シリアスブレイカー

あと、これは作品自体の問題なんですが・・・

中盤以降はマジバトルが主体になっていきます。
ですが、ラッキーマンだけは相変わらずラッキーで勝ち続けます。

なので、ラッキーマンが出てくるとシリアスの中でいきなり馬鹿にしたような感じになってしまいました。

他の仲間たちが一生懸命戦っているのに、ラッキーマンだけはラッキーでギャグ的にあっさり勝ってしまいますからね・・・

あまりにもラッキーがチートすぎるんでしょうか・・・

特にさっちゃんの「頭グサー」は酷かった・・・。
ヘルメットを取らせて自爆した双子の番人も少々・・・

でもまぁ、もともと本来そういう話でしたからね!

長編の間にあるストーリーでは「らしく」活躍してましたし。

もともとラッキーマンはラッキーだけで敵を倒すギャグキャラです。
なのでシリアスストーリーには不向きだったという事ですかね。

ダイの大冒険のザボエラと同じく、作風の被害者なのかもしれませんね・・・。

とにかく、ラッキーマンという作品自体は面白いです!
そこは間違いありません!

なにしろラッキーマンには、強力な仲間達がいます!

努力マン、友情マン、勝利マン、世直しマン、天才マン、救世主マンなど、みな作品の主役を張れるほどの魅力があります。
(たまにタイトルが変わったりしてました)

特に努力マンは大好きでした

最終的には16人くらいのパーティーになって行動してました。

多すぎ・・・
なにげに男塾要素も取り入れてますね。

だからこそ、ラッキーマンの存在が埋もれてしまったのかもしれませんが・・・。

それに何より、ラストで仲間たちがどうなったのかを描いてほしかったですね。

せっかく長い間一緒に戦ってきた仲間が、大宇宙神になった話以降、努力マンとスーパースターマン以外一切登場しませんでした。

最終回で全員集合の絵とか見たかったですねー

またやらないかな・・・

最近では20年ぶりに復活!とか珍しくありませんから、あるいは・・・

ガモウ先生!
是非ともラッキーマンの続きを!!

葵山優一はラッキーマンの続編を期待しております。

以上、とってもラッキーマンについてでした。

どうもありがとうございました

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