ジャンプ

すごいよ!!マサルさんについて

この記事の主な使用画像出典 ©セクシーコマンドー外伝 すごいよ!!マサルさん うすた京介

ウォンチュウ!

葵山優一でっす!

ラバーメン!(ゴム人間)

今回紹介するのは「セクシーコマンドー外伝 すごいよ!!マサルさん」です!

クリナップクリンミセス!

(うるさい しつこい)

ジャンル:少年マンガ・学園、ギャグ系
作者:うすた京介
出版社:集英社
掲載:週刊少年ジャンプ 1995~1997
コミックス 全7巻

作品紹介

ジャンプ黄金期において短期間ながら世代を問わず、絶大な人気を誇った作品です。

セクシーコマンド―という謎の格闘技を使う花中島マサルとその仲間たちの基本的には一話完結のギャグストーリーです。

ドラゴンボールを超えて、アンケート1位に輝いたこともあります。

中盤、この頃のジャンプお決まり展開で大会が始まりましたが、中断されて結局はギャグに戻りました。

絶大な人気を誇り、アニメ化も決定していたのになぜか唐突な形で連載が終了してしまいました(理由は後述)

のちの「ピーと吹くジャガー」と合わせてうすた先生の代表作として今尚有名です。

感想と思い出

まず
メッチャ好きでした!

1話目からものすごいぶっ飛ばしてたのを覚えています。

学校でもよく話題に上がりました。
メソのぬいぐるみ持ってましたね。

一時期ブームになり、マサルさんに出てくるセリフをよく学校で聞きました。

よく聞いたセリフ一例

・ロボだこれーー!!

・男ならやってやれ!

・とし子宇宙へー!

・オクレ兄さん!

・モ・・・モンテスキュー!!?

野球をやっていた僕は、当時意味もよく分からず「とし子宇宙へー!」と叫び、ボールを投げてました。

とにかく毎週すっごく楽しみにしてました。

この作品こそ! 今後のジャンプの主役とさえ思えました。

ですが・・・

面白すぎた作品

いきなり終わった時はショックでしたね。

人気絶頂の中、なんの説明もなしに突然の終了です。

ネットもまだ普及していなかったので、抗議の電話が殺到した事でしょう。

第二部開始から1話にして終了

連載終了の経緯は人気がなくて打ち切りになったワケではなく・・・

逆にデビュー作で人気が出すぎてしまったため

だそうです。

つまり作者の限界が先に来てしまったんですね・・・。

ご存じジャンプは人気がないと打ち切りになってしまいます。

しかし、その反面。人気がありすぎるとドラゴンボールのように作者の都合で終わらせられなくなったり、自分の思うように話が作れなくなってしまいます。

まだデビュ―して間もないうすた先生にとってはいろんな所からプレッシャーがかかったと思われます。

ネームが間に合わなくなり、スランプにも陥ってしまったそうです。

連載最後のほうは絵も安定しなくなってきてました。(コミックスでは修正)

当時うすた先生、まだ20代ですもんね・・・。

アンケートでドラゴンボールやスラムダンクを超えて1位になった作品。

そのその作者のプレッシャーたるや、想像がつきません。

黄金世代でなければまだ、気持ちに余裕があったかもしれませんね。

実際、後に連載された「ピューと吹く!ジャガー」は内容や作画が安定し、10年続きました。

それでもぶっちゃけ僕は、マサルさんのほうが好きでしたけど・・・

この作品もまた、黄金世代の犠牲なったひとつの作品なのかもしれません・・・。

しかし、とにもかくにもマサルさんは、短いながらも当時の少年達に根強いインパクトを残してくれました。

葵山優一は最初にセクシーコマンド―を見た時の感動と興奮を忘れません!

「ハァァァァァ!」

「ラヴ・ミー・ドゥー!!」

小学校時代 一番よく叫んだ技

近年、ジャンプに再登場した時はマジ嬉しかったっす!
(うすた京介キャラ大集合パーティー)

また是非、読み切りとかでもいいのでセクシーコマンド―が見たいっす!

以上、すごいよ!マサルさんについてでした。

ありがとうございました。

ビッグ・ザ・ブドー!!

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