ジャンプ

ろくでなしBLUESについて

この記事の主な使用画像出典 ©森田まさのり『ろくでなしBLUES

こんにちは。葵山優一です。

今回はろくでなしBLUESについて話そうと思います。

90年代ジャンプで連載されていた元祖ヤンキーマンガです。

内容は知らなくてもタイトルだけは知っている、というくらいのビックネームです。

ジャンル:少年マンガ・学園、コメディ系
作者:森田まさのり
出版社:集英社
掲載:週刊少年ジャンプ 1988~1997
コミックス 全42巻

作品紹介

不良少年、前田太尊(高一)を中心とした学園ストーリーです。
入学初期から学校のボス的存在となり、基本的に他校とのケンカがメインです。

プロボクサーを目指しているのでボクシングの話もよく出てきます。
長編がメインですが、たまに短編を挟みます。

ケンカやボクシングなどバトル系や恋愛系、たまにギャグも入り、見てて飽きません。

ろくでなしぶるーちゅ すっごい好きでした!

画像出典 Amazonより

アニメ化こそしていませんがOVAや実写映画などは出ています。現在では見るのは大変そうですが・・・

最近はめっきり見なくなりましたが、僕が中学の時にはこの作品に出てくるような不良高校生や中学生が公園やらガード下やらにたくさんいました。

僕の中学時代、周りはかなりタバコ吸っていました。
信じがたいかもしれませんが、塾でも吸ってました。

塾に喫煙室があり、中学生が喫煙室で堂々とタバコを吸っていました。

(マジです)

ろくでなしブルースの影響恐るべし。

ある意味、たばこ業界に最も貢献した作品でしょう。

主人公・前田太尊について

前田太尊 高校一年生 15歳 (マジで)

・非常に涙もろい
・恋愛に非常に奥手
・じゃんけんで負けてパンを買いに行く
・エロ話で赤面する
・キレると関西弁になる
・酔うと別人のように豹変する
・愛の戦士と呼ばれている
・途中から禁煙する(終盤たまに吸ってました)

などと、不良なのにとても親しみやすいキャラクターです。
逆に敵キャラは怖いキャラが多いです。モノホンの不良です。
(鬼塚、葛西、川島など)

しかし、それらも太尊と戦うことにより、仲間意識の強いキャラに変わっていったりします。

四天王との共闘はマジで熱かった!

前田太尊とは、不良でありながらとても不思議な魅力のあるキャラクターです。

ケンカはメチャクチャ強いけど、弱いものには優しい。
夢に向かって真っすぐ。男としてのスジは通す。

まさに理想のリーダーって感じですね。

愛すべきバカ

個人的に好きなキャラは中田小兵二

いわゆるギャグキャラ、二枚目キャラですが、この男がいないとぶっちゃけ日常系の面白さは半減すると思います。

↓単発ストーリーのオチによく使われます

とくに好きなエピソードは横浜帝拳高校とのボクシング試合編です。
ろくでなしにしては珍しい、5対5のチーム戦でした。

中島や小平二などがチームメイトにいるので非常に熱いです!
特に小平二は、キューバの助っ人・ルイスを倒すなど、普段の行動からは考えられないほどの大活躍を見せてくれました。

あの時は興奮したなぁ・・・。

「あの小平二が!」「マジで!?」「勝っちゃったよ!」
クラスで騒がれていたのを覚えています。

時代が今なら、ネットですごい騒がれることでしょうね・・・

絶滅危惧種マンガ

近年、この手の不良が減り、こういったマンガもあまり見なくなってきました。

まぁ、代わりにDQNとか呼ばれる輩がよく出現しておりますが・・・

実際この作品も当時、不良=悪影響ということでPTAから苦情が来てたみたいですね。

何しろこの時のジャンプの売り上げは500万部以上。
20歳以下の少年はほとんどみんな買ってた計算になります。
(日本の人口1億人として20人に1人、そこから20歳以下の少年となるとほぼ全員の計算になります)

マンガには少年の人生を左右するほどの力があります。
ドラゴンボールに憧れ、カメハメ波を練習したり、キャプテン翼に影響され、サッカーを始めたり。

そんな中、不良マンガのとしてPTAから目をつけられていたろくでなしブルースが最後まで連載(約10年)し続けられた最大の理由は、作品そのものにとても魅力があったからだと思います。

そうじゃなきゃ絶対途中で打ち切られてます。

ただの不良マンガじゃない!
だから面白い!

葵山優一はろくでなしブルースを
自身をもっておススメします!

以上、ろくでなしブルースについてでした。

どうもありがとうございました。

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