この記事の主な使用画像出典 ©三条陸 稲田浩司DRAGON QUEST -ダイの大冒険-より
こんにちは。葵山優一です。
今回はダイの大冒険のキャラ、クロコダインについて話そうと思います。
クロコダイン
元・魔王軍百獣魔団軍団長
種族 リザードマン 年齢 30歳
種族はリザードマン(トカゲ男)だそうですが、見た目はどっからどう見てもワニ。
超絶パワーキャラでほぼ不死身。
海に潜ったり地中に潜ったりする。
通称・おっさん ワニ男 ワニ助 ワニ公
・・・やっぱワニじゃん!
(ちなみに僕はクロコって呼んでます)
最初は魔王軍六大魔団長の一人として、駆け出しのダイと一番手で戦いました。
敗れた以降、仲間になり、最後までダイの助けになってくれました。
ぶっちゃけ、最初に戦ったのがクロコ以外なら
絶対そこでダイの「大冒険」はなかったと思います・・・。
2戦目から早速クロコに助けられてましたからね・・・。
ホントに最初に戦ったのがクロコでよかったですねぇ・・・
-不死身の漢-
・最初のボス
・パワーキャラ
・善人で人外
・「この戦いが終わったら、嫁探すんだ」
これだけの死亡フラグを抱えたまま
最後の最後まで生き残ったキャラは珍しいです。
ぶっちゃけ大魔王の第3の目のおかげですね。
大魔王と戦ってたら普通に死んでると思うし。
実際、敵のレベルが上がるにつれ、やられ役として認識している人も多いと思います。
ネットでも「かませワニ」とか「ヤムチャポジ」とか、クロコダインの風評被害が多いです。
しかし、僕は小学生の頃からクロコを見てきました。
初めて買ったダイのコミックスも4巻でクロコの話でした。
ハッキリ言って、クロコは決して弱くはありません!
よく、「ぐわああああああ!」と目を覆う大ダメージを食らっていますが、それは新しい敵キャラを強調するとき
あとビジュアル的に女子供に受けさせられない大ダメージを代わりに受けるキャラが必要だったからだと思います。
確かにこんなダメージの受け方はダイやポップ、マァムにはさせられないとはいえ・・・
クロコさん可哀そすぎ!
-獣王名誉棄損-
クロコが弱いと思われてる最大の理由は、最終決戦の際のポップのこの発言が大きな原因だと思います。
状況を簡単に説明しますと、大魔王バーンに全員で挑む際、バーンの特殊能力で
「戦うに値しない相手は宝石になる」
というものがあり、その場にいたメンバーのうち
ポップ アバン ラーハルト ヒム は残り
ヒュンケル マァム ブロキーナ老子 クロコダイン チウは
戦うに値しないため 宝石になってしまいました。
そこでポップはメンバーを分析
大魔王バーン>残った面々>怪我人>おっさん+チウ
これがポップの分析
しかし、これは違います!
この発言だとあたかもクロコは元気いっぱいだけどレベルが足りてないみたいな表現です。
しかし実際は・・・
・死の大地で親衛騎団との戦い、黒のコアから生き残る。
・老バーンと戦い、カラミティウォールをまともに受ける。
・その後約2週間、囚われの身となる。
・その間おそらくこれといった治療は受けられていない。(食事も怪しい)
・処刑の日は一晩中外で縛られていた(ここは確実に飲まず食わず)
・救出されてからすぐに魔界のモンスターと戦闘。
・超魔ゾンビザボエラにボコられる。
・真ミストバーンともある程度戦っている(何度も壁に叩きつけられている)
これだけの死闘を繰り広げ、大魔王バーンの前に立ったんです。
(超魔ゾンビ戦の後、多少回復・補給はしたかもしれませんが)
死の大地でこの戦いが終わったら嫁さん・・・から
ほぼ休んでいません!
それなのに顔色一つ変えずに最後まで戦いました。
それなのに・・・
ホントに悪いよ!
風評被害もいいとこだよ!
ヒュンケル、マァム、老師だけじゃなく、クロコだってダメージが残ってるどころじゃなく、顔には出しませんでしたが相当重症レベルのはずなんです!
ヒュンケルはともかく、少なくともマァムよりずっとダメージを受けていたはずです。
老師だって別にダメージは負ってません。疲れてただけです。
元気でレベル外なのはチウだけ!
それなのにチウと同レベル扱いされたものだから
クロコ=雑魚のイメージがついてしまったんですよね。
あと一応、チウもミストに憑依されたマァムに一発いいのをもらっています。
吹っ飛んだ距離と壁の壊れ具合をみれば結構なダメージだと思われます。
みんなも驚愕してますし・・・
つまりあの時、無傷な者は一人もいませんでした。
なのにこの発言・・・
クロコはポップを
風評被害や名誉棄損で訴えても
いいと思います!
前回ポップを褒めまくりましたが、ここだけはちょっと酷いとおもいますねー。
せめておっさんもマァムや老子と同じ重傷者扱いしてほしかったですね。
それでは今回はこの辺で。
次回はクロコダインの真の強さについて話そうと思います。
お楽しみに