こんにちは。葵山優一です。
今回は前回に引き続き、僕の好きなスラムダンクキャラを紹介します。
とりあえず前回話した僕の好きなキャラトップ3は
神宗一郎(海南)
武藤正(海南)
池上亮二(綾南)
です。
前回は神について説明しましたので、今回は武藤を紹介します。
武藤正(むとう ただし)
海南大附属高校3年 パワーフォワード
身長184cm 体重75キロ 背番号9
何で武藤が好きなのか?
実は武藤って 調べれば調べるほど可哀想なキャラなんですよね・・・
なんだか他人とは思えないからでしょうか・・・
神と違い、特に目立つことがなかったので記憶に薄いかもしれませんが、立派な海南のスタメンレギュラーです!
全試合スタメンで出場しています!
2年ですでにベンチ入りしています。
(ベンチ入りしてなかった神や宮益に1年で抜かれましたが)
しかし、いかんせん影が薄い・・・
普通の人が覚えてるシーンと言えば、神からパスをもらってフリーのシュートを外した時くらいでしょうか・・・
そして試合終盤、宮益と交代。
その際に監督はモノローグで
「これでもう小細工はない!!」
「ウチの選手たちを信じるのみだ!!」
武藤小細工扱い!
当時この言葉には非常に笑いました。
どっちかってーと宮益のほうが小細工だろ!!
そして、武藤を心底 可哀想に思いました・・・
酷すぎる・・・ 武藤の立場が・・・
しかも宮益のほうが印象が強いので、誰がいなくなったのかすら読者にはわかりずらかったでしょう。
なぜこんなに影が薄く、印象に残らないのか
実力の問題でしょうか?
確かに神と違い、武藤は一度もゴールを決めた描写がありません!
綾南戦では福田にやられまくっています!
これといった活躍がないので印象に残らないのかもしれませんが、
僕の考えでは・・・
恐らく主人公である桜木花道と対決していないからではないでしょうか?
海南の選手は武藤を除き、全員桜木と何かしらかかわり、対決してます。
vs牧 「面白い!俺がマークについてやる!」「神奈川ナンバー1を超えてやる!」
vs神 「ハエたたき!」「あれは、思い出したくないな・・・」
vs清田「赤毛ザル!」「野ザル!」
vs高砂「あいつを素人とは考えない・・・ 赤城級のプレイヤーのつもりであたる」「しめた!じいよりコイツのほうが楽だぜ!」
vs宮益「さあこい桜木!」「おのれ海南!この天才にザコを!」
どれも印象に残る見どころある戦いでした。
しかし武藤は桜木と同じパワーフォワードでありながら、一度も桜木とかかわった描写がありません。
後半からは神が復帰し
牧vsリョータ
神vs三井
清田vs流川
赤城vs高砂
と、同ポジ同志のこれらの戦いは描写されていたのに、なぜか桜木vs武藤はありませんでした。
それどころか武藤はほかの選手と会話した描写もありません。
恐らく名前を呼ばれたこともないのでは?
武藤が誰かと会話してるシーンが思い浮かびません・・・
武藤のセリフといえば・・・
「神っ!」(初台詞)
「ハンズアップハンズアップ! もう点やるなよ!」
「安西先生がいない・・・?」
「綾南は桜木のマークしてる池上のところがちょくちょく開くんだけどな・・・」
「深津の構えを見ろ あの宮城より低くしてる・・・!」
「松本だ。沢北がいなけりゃどこでもエース張れる男さ」
・・・・・・・あれ?
これって全部、会話の一方通行なんじゃ・・・
てゆーか、これ全部独り言なんじゃ・・・・
誰からも話しかけられた様子がありません。
下手すりゃシカトされてますよコレ・・・。
いじめか!?
同級生からはシカトされ、後輩からもウザがられている!
まるで中学時代の僕のようだ・・・
武藤は僕と同様、いじめを受けている!!
・・・当時、ホントにそうかと思いました。
だって最強チームの一人なのに全然活躍しないんですもん。
なにかしらのエピソードも、全くありませんでしたしね。
しかし、そんな武藤はアニメで活躍します!
やったね!
アニメオリジナルで竹園vs海南があります。
ちなみに竹園というのは・・・
スラムダンク第一話の1コマ目で
「ごめんなさい。私、バスケ部の小田君が好きなの」
そこで桜木がフラれたところからスラムダンクは始まりました。
その小田君のいる高校です。
映画で登場しましたが、アニメはこれが初登場です。
可愛そうに、湘北と戦う前に海南の強さを強調するかませ役に選ばれてしまいました・・・。
海南はスタメンレギュラーは神と武藤
あとは控え選手という舐めプぶり。
しかし、さすがの実力を見せつけ、竹園を圧倒しました。
まさかのダンクまでかましました。
そして小田に対して言い放ちます。
「おまえらとはレベルが違うのさ!」
存在感は出しましたが、神とは違い、やな奴という印象がついてしましました・・・。
結論 武藤とは・・・
海南戦では牧、神、清田というとても目立つプレイヤーがいるので、これで武藤や高砂まで目立ったら大変です!
ただでさえ長い試合がもっと長くなってしまいます。
特に海南戦では、牧が最強の敵ということで終始目立ちまくってました。
牧対二人とかよくありましたし。
牧や神を強調するからほかのキャラまで手が回らない・・・
でもバスケットである以上、キャラは5人出さなくてはならない。
恐らく、目立たないスケープゴート的なキャラが必要だったんでしょう。
そのために生まれたキャラだと思います。
つまり武藤は存在しないも同義、決していじめられているワケではないです!
(ある意味 いじめよりひどいですが・・・)
おそらくそれが海南大付属 スタメンレギュラー 武藤正!
井上先生もそんな感じで武藤を描いていたのではないでしょうか?
頑張れ武藤!
葵山優一は武藤正がいじめを受けていないと信じております!
どうもありがとうございました。
それではまた