サンデー

MIXについて

この記事の主な使用画像出典 ©MIX あだち充
※この記事は2017年に書いたものを手直ししたものです。

こんにちは。葵山優一です。

今回は現在連載中のあだち充先生の大人気野球漫画

MIXについて紹介します。

ジャンル:少年マンガ・スポーツ系 野球
作者:あだち充
出版社:小学館
掲載:ゲッサン 2012年~連載中
コミックス 既刊11巻 2017年現在

作品紹介

(連載中なので序盤を中心に紹介します)

2012年より小学館の月刊誌「ゲッサン」にて連載開始され、2017年現在も連載中のたあだち充先生による野球マンガです。

「タッチ」から30年後の世界でかつて上杉達也の活躍で1度だけ甲子園出場を果たした明青学園の中等部から話は始まります。

血のつながらない兄弟バッテリー(連れ子同士の親の再婚)、立花兄弟が親の母校である明青学園を再び甲子園に出場させるため奮闘します。

※「KATSU!」で16年ぶりに甲子園出場というラジオが流れましたが、その設定はなかったことになっています。

あだち先生の野球新作という事もあり、第一話が連載されたゲッサン6月号が品薄状態となり、増刷も追いつかなかったため翌月のゲッサン7月号と週刊少年サンデー(2012年28号)に第一話が再掲載されました。

あらすじを簡単に説明しますと

かつて一度だけ甲子園に出たという明青学園。
しかし、現在はすっかり低迷していました。

中等部での野球部では立花兄弟が在籍しており、野球部を支えていました。

立花投馬は投手として才能にあふれ、立花走一郎は優秀なキャッチャーでした。

二人は両親の連れ子同士の再婚により兄弟となりましたが、偶然誕生日も同じだったのでどちらが兄かは決まておりませんでした(記録上では走一郎が10分早く生まれているので戸籍上は走一郎が兄)

しかし中等部では、OB会長の息子、二階堂大輔が投手として幅をきかせており、投手として二階堂より優れている投馬は投手をすることができませんでした(ずっと三塁手)

明らかにピッチャーより優れたサード

思い出と感想

ついこないだ始まったばかりだと思っていたのに、早いものでもう6年。

月一連載とはいえ、このままいくとあだち先生の作品の中では最長記録となりますね。

(たしかH2の連載が7年くらいでしたし、おそらくそれ以上のものはないと思います)

相も変わらずあだち先生の野球マンガは面白いっす!

月刊誌になってしまったので間隔はあいてしまいましたが、コミックスが出るのが毎回楽しみですね。

今回はダブル主人公、と言ってもどうしても投手である投馬にスポットが当たりがちですが・・・

僕は個人的には走一郎のほうが好きですね。

あだち先生の作品のキャッチャーってぶっといのが多いですが、今回は細身のイケメンです。

イケメンにかっこ悪いところはさせられないので、ここ最近ではチート的になってますが・・・

それにしても、やっぱり兄弟で野球をやってるって、いいですよねー
兄弟でキャッチボールとか憧れます。

僕の入っていた草野球チームにも兄弟が3組ほどいましたが、みんな強い強い!

小さなころから兄弟やっていると、ライバル心も高まり、成長が早いんでしょうね・・・。

僕も男の野球をする男の兄弟が欲しかったですなぁ・・・

あだちコンボ未遂

あだち先生の野球マンガの主人公の多くは、なにかしらやる気のない所に身近な人が亡くなりやる気を出す!というのが恒例です。

・タッチ 上杉達也 →弟が亡くなってやる気を出す
・H2 国見比呂 →幼馴染のお母さんが亡くなってやる気を出す
・クロスゲーム 樹多村光 →好きだった幼馴染が亡くなってやる気を出す

タッチ
H2
クロスゲーム

うん うん わかってます。

さてさて、果たして今回は・・・

明青学園中等部は、野球部として少しおかしい所がありました。

他にも優れた投手がいるのに、OB会長の息子である二階堂さんをずーっとエースピッチャーとして起用していました。

その代わり、部の設備は度重なる寄付により、充実していましたが・・・。

しかし試合で苦労するのは捕手の走一郎。

そして自分が投げれば勝てるのに絶対にマウンドに挙げてもらえない投馬。

高校では別の高校に進学しようとも考えていましたが・・・

最初出たときは、親の力で実力もないのにエースを張ってるボンボンだと思っていました。親もただの親バカで、監督も寄付目当てに目をつぶっている悪者だと思っていました。

実際、中学最後の試合は二階堂さんが最後打ち込まれ、試合をぶっ壊してしまいました。

納得のいかない投馬でしたが・・・

「あれが最後のマウンドだったのなら」


え・・・まさか・・・?      また?
( ノ´Д`)ノ・・・・・

実は二階堂君さんは心臓に疾患があり、手術も絶望的でこの大会が野球ができる最後の試合だったそうな。

それで親も監督もワガママを聞いていたそうな。

二階堂さんも、そんな父親のために親孝行として頑張っていたそうな。

そして二階堂さんがマウンドを去ったあと、投馬がエースナンバーを引き継ぐワケですが・・・。

なんと!!  Σ(゚д゚;)
手術は無事成功し、二階堂さん 生きてました!

いやー、絶対死んだと思いましたね。

あだち先生ですからね。

蝉の声→日差し→病院→水着のコンボでしたからね・・・

見事なあだちコンボでしたからね!

(僕が勝手に名付けました)

やはりいつも死んでやる気を出させるじゃワンパなので、今回は趣向を変えたんですかね。

監督もいい人でした。みんないい人でした。

まぁ・・・色々と疑問は残りますが…。

何はともあれ、ここから投馬は本格的に投手となり、物語は始まります。

幸か不幸か、二階堂さんのおかげで立花兄弟は他校から目を付けられず、高校の大会に臨むことができました。

二階堂さん ありがとう。
貴方の雄姿は忘れない・・・

※死んでません

この後は解説役となり、ちょくちょく出てきます。

あだち祭り

MIX、連載開始以降どんどん面白くなってきております。

過去のライバルや、最近では上杉達也も少しだけ登場しました(ビデオで)

まだまだ先が見えず、あだち先生の最高傑作になるかもしれません!

過去にタッチを見てた人にはもちろん、野球に興味があってもなくても誰にでも受け入れられる作品だと思います!

葵山優一は自信をもって、MIXをおススメします!

余談ですが、現在あだち充夏祭りがやっております

あだち充キャラクタークイズ。なかなか鬼畜です。

あだち充キャラクタークイズに挑戦←

※終了していたらすみません。

あだち作品に自信のある方はぜひ、挑戦してみてはいかがでしょうか?

むずすぎる・・・

ちなみに僕は中級でした。
(H2とKATU!とクロスゲームあたりの区別がムズイ)

以上、MIXについてでした。

どうもありがとうございました。

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