サンデー

MIXIM☆11について

この記事の主な使用画像出典 ©MIXIM☆11 安西信行

こんにちは。葵山優一です。

今回は復活した安西信行先生の

MIXIM☆11(ミクシムイレブン)

について紹介します。

ジャンル:少年マンガ・バトル系
作者:安西信行☆野坂恒(2巻以降 安西信行)
出版社:小学館
掲載:週刊少年サンデー 2008年21,22号~2011年10号
コミックス 全12巻

作品紹介

安西先生の「無期限休筆宣言」より2年後からサンデーにて連載開始された作品です。

序盤はロケットプリンセスのような日常ギャグで、中盤以降は烈火の炎のようなバトルがメインとなります。

あらすじを簡単に説明しますと

見た目は悪くないのになぜか破滅的にモテない3人組の男子高生、祭 壱松(まつり いちまつ)参宮橋 竹蔵(さんぐうばし たけぞう)春野 小梅(はるの こうめ)。

ある夜にカルミナと名乗る女性に出会い、自分たちが北極星の王子候補者だった真実を知ります。

実は王子には一生モテない魔法が王様によって掛けられていました。

しかし、その魔法が効果を成さない12人の女の子がいました。

次第に自分たちや12人の女の子の命を狙うビッグバンØとの戦いが始まります。

当初は安西先生と元アシスタントの野坂尚史(2008年33号以降は野坂恒にペンネームを変更)との連名による「安西信行野坂尚史」でしたが、同年33号からタイトルが変更され、作者名は「安西信行☆野坂恒」となりました。

しかし、ネット上で誤解を招いてしまったため、コミックス2巻以降の作者名義は「安西信行」になります。

まぁ 絵を見れば一目瞭然ですが・・・

思い出と感想

安西先生の作品の中でも、ぶっちゃけ評価は低めです。

いや、個人的にはこのミクシムイレブン、メッチャ面白いとは思うんですが・・・。

いかんせん烈火とメルが凄すぎたせいか、どうしても比べられてしまいますね。

というか、前作に烈火がありながらあそこまで人気をたたき出したメルが凄すぎる・・・。

もしかしたらロケットプリンセスとは逆に、メルや烈火より先に見たほうが楽しめるかもしれません。

・・・いや、それは難しいですな。

とまあ、これらの理由で安西先生の作品の中では低評価ですが、じっくり読むと面白いと思います!

最初はロケットプリンセスを思い出させる日常ドタバタ劇。

そして途中から一気にバトルへシフト!

この辺がまさしくバトルマンガの真骨頂だと思います。

戦ってほしかった・・・

個人的に好きなのはの影炎(シャドーマター)の4人組ですね。

SHADOW-MATTER
(シャドー・マター)

いわゆる敵の四天王的な。

安西先生は主人公側もいいですが、非常に魅力的な敵キャラも描きます。

チェスのコマのナイトクラスや麗の十神衆など、いわゆるラスボス前の幹部クラス的な集団の表現力はマジハンパないと思います!

今回の敵勢力最強クラスのこの4人は登場と共にハンパない絶望感を与えてくれました。

アラクネ

DODO(ドゥードゥー)

ネメシス

パンドラ

序盤から出てきて こんな奴ら、どうやって倒すんだよ・・・

みたいな。

あと、永井センパイ(一般人)も別の意味で恐ろしい・・・

永井勝巳 通称勝っちゃん

※高2 16歳

この人の何が恐ろしいかって・・・

驚異の守備範囲と撃破数!!

いやいやいやいや
高2のくせに、恐ろしすぎだろ・・・

っていうか、912人って言ったら・・・

小6から高2まで5年として365×5=1825・・・

2日に1人の計算!!

∑(゚Д゚ノ)ノ

どこぞのカリスマAV男優も真っ青な数字だ・・・

ホントに恐ろしい・・・

話し戻しまして シャドーマターの4人

残念なことに連載の都合上、じっくり戦ったのはDODOだけでした。

アラクネやパンドラはなんか急ぎ足の決着でしたし

ネメシスに至っては一切戦っておりません!!

ホントに何者だったんだ!?

工工工エエェェ(゚Д゚)ェェエエ工工工

仲間たちのために死を選んだのはカッコよかったですが・・・

楽しみにしてたので、一度くらいは戦ってほしかったですね・・・。

やはり烈火やメルと違い、最後駆け足で気持ちよく終わらなかったところが低評価の最大の理由かもしれませんね。

広げた風呂敷は全部回収する!

長期連載の最も重要なファクターだと思います。

ともかくMIXIM☆11。面白いです。

安西先生ファンの場合、ひょっとしたら良し悪しが分かれるかもしれませんが、それでも一度は見る価値はあると思います。

是非とも安西ワールドを制覇してください!

以上、MIXIM☆11についてでした。

どうもありがとうございました。

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