ジャンプ

闘将!!拉麺男について

この記事の主な使用画像出典 ©闘将!!拉麺男 ゆでたまご

こんにちは。葵山優一です。

今回は闘将!!拉麺男(闘え!ラーメンマン)

について紹介します。

ジャンル:少年マンガ・バトル系
作者:ゆでたまご
出版社:集英社
掲載:フレッシュジャンプ 1982~1989年
コミックス 全12巻

作品紹介

ラーメンマンと言えば、キン肉マンに登場する人気キャラクターを連想すると思います。

残虐超人 ラーメンマン

この作品はそのラーメンマンが主役のスピンオフ作品で、不定期ながらキン肉マンと同時期にフレッシュジャンプにて掲載されていた人気漫画です。

アニメ化や映画化もしており、ファミコンのゲームや様々なホビー化など、当時では下手をすると本家のキン肉マンより有名な作品だったのではないかと言われています。

※筋肉よりラーメンのほうが受け入れやすく、言葉的に馴染みがあるとの説もある。

キン肉マンのスピンオフ作品ですがキン肉マンとは別の時系列、というかかなり昔の話でラーメンマン以外キン肉マンのキャラクターは一切登場せず、ラーメンマンも超人ではなく、中国拳法の達人という設定です。

当初は1,2話の短編形式で、中国を旅するラーメンマンが町で困っている人を救うなどの話が多かったですが、途中からチームバトルやトーナメントなどの長編がメインとなっていきます。

キン肉マンとは異なり、敵キャラはだいたいラーメンマンの技で死亡し、非常に過激な表現が多いです。

また、盗賊や野党などが頻繁に登場し、老人や女子供でも殺してしまう描写も多く、残酷な表現がよくあります。

また、キン肉マン同様、「死んだキャラが何の説明もなしに生き返っている」とか「倒したはずの敵がなぜか味方として登場する(生き返った描写はもちろん、改心した描写もなし)」など多数の矛盾も見られます。

拳聖五歌仙 一体いつ仲良くなった?

原作は皇帝指南役を決める御前試合の1回戦の決着がついたところで物語は終了しており、以降続きはいまだ描かれていません。

2021年 グランドジャンプにて
32年ぶりに読み切り登場しました。

思い出と感想

マンガはフレッシュジャンプなので見ていませんでしたが、アニメは毎週見ていた記憶があります。

誕生日になんかラーメンマン変身セットなるものを買ってもらった記憶があります。

↑たしかコレ
(アマゾンで売ってました)

ゲームもたしか友達の家でやった覚えはあるんですが・・・

どういうゲーム化は忘れました!

↑たしかコレ

なんか鬼がいるぞ・・・

コミックスをまとめて買ったのは確か高校生くらいの時だったと思います。

つい最近、最初から見直してみたんですが・・・

とりあえずキン肉マン好きなら読んでみて損はないと思います!

内容はすっごく面白いっす!

途中で終わってしまっていたのが残念でした。

ランボー一体どうなったんだろう・・・(後述記載)

ゆでたまご先生には、是非とも続きを描いてほしい所です。

っていうか、今の絵で描いたらメッチャカッコよさそう・・・

あと、見てて思ったんですが・・・

キン肉マンの登場キャラクターの多くは、読者が投稿してきたものです。

ゆでたまご先生のオリジナルは、キン肉マンとテリーマン、ロビンマスクと2世のガゼルマンくらいだと言われています。

(第一回超人オリンピック以降)

ラーメンマンも最初は読者が登校してきた超人の一人です。

画像右下に書かれている、埼玉県の小宮勉君が生み出したキャラです。

こういう読者が考えたキャラって、だいたい1話で終わったりしますが・・・

ラーメンに至ってはその限りではなく! スピンオフ作品、アニメ化、ゲーム化など超絶的大出世をかましております!

しかし残念ながら採用されたデザインの著作権は作家や出版社の物になるのが投稿時の決まりなので、小宮勉氏にはいくらラーメンマンが活躍しても一銭も入ってきません。

まぁ、何かしらの謝礼はあったかもしれませんが・・・

そこんとこ、一体どうなんでしょうね・・・

でもまぁ小宮君は、ラーメンマンの生みの親として絶対に一生自慢はできそうですね。

拉麵男・懢蝱について

僕の印象に残ったキャラといえば、

拉麵男・懢蝱(ラーメンマン・ランボー)です。

※以降 ランボー

生まれた直後のランボー

ランボーは敵の大ボスである屠殺鬼玉王がラーメンマンの爪から作ったクローン人間です。

強キャラにはクローン人間がつきものです。

大体クローンは裸で生まれますが、ランボーはマントと服はおろか

巨大なテニスラケット

まで背負って生まれてきたとんでもない男です!

うりふたつ・・・?  姿だけ・・・?  (゚Д゚)ハァ?

むしろ似てるところを探すほうが難しいぞ。

正直、似てるのヒゲだけジャン。

しかしそれでもラーメンマンのクローンだけあってメチャクチャ強く、ラーメンマンの仲間達を次々に倒していきました。

有名なラーメンマンの師匠である陳老師を倒したのもこの男です。

ちなみに背中の巨大ラケットをどう使うのかというと・・・

※グロ注意

まず、名前は

斬人鑼血刀(ざんにんラケット)

使い方は至ってシンプル!
相手に向かってフルスイングするだけ!

相手をトコロテン状に切り裂きます。

ヒィィィィ∑(゚Д゚ll)

その名も地獄兜拷髏殿崩し!
     じごくところてんくずし

かつてここまで恐ろしい技があっただろうか・・・

ホンマに恐ろしい技や・・・

どこぞの王子様達でもここまではしないぞ・・・

画像出典 テニスの王子様 許斐剛

そしてこの技を冷静に解説をする

ラーメンマンの師匠 陳老師

もなかなかに やばい

いやいやいやいや、瞬発力や肉体はともかく

どー考えても普通のラケットじゃねーだろ!!

デカさとかガットの強度とか・・・

ってゆーか老子、弟子殺されてるのに・・・

結構非情ですな・・・

その後 ランボーは陳老子と戦い、ところてん崩しを仕掛けますが・・・

簡単に破られてしまいました。

しかしその後、ラーメンマンとの戦いでは

なんと

ラケットの枠を外す

という行為でラーメンマンにダメージを負わせました。

( ゚Д゚)????

これに関してはもう

言葉もありません

意味不明です。

なお、このランボーはこの戦いの後、正義の戦士として心を入れ替え

饠血刀・懢蝱(ラケット・ランボー)

として改名します。

ハハハハハ ( ᵔ ᗜ ᵔ )

・・・いや

ラケット捨てろよ!!
正義の戦士だろ!?

( º言º)


これには本気でツッコんでしまいましたね・・・

その後 試合でも正々堂々(?)ラケットで戦います。

横にスイングしたのになぜか足元から崩れる・・・ ゆで理論なら当たり前!

そんでもってこのランボー。

ラーメンマンと間違えられ、敵に襲われます。

…無理ないか?

ラーメンマンの道着を興味本位で着てしまったため間違えられました。

Σ(゚∀゚ノ)

誰得な着替えシーンだよ!

道着は無事ラーメンマンに返すことができたものの

気づけよ 明らかにサイズ違うだろ。

そこでラーメンマンの話が終わったため、ランボーがこの後どうなったかわかりません。

ぶっちゃけ、用なしで死亡退場させられてもおかしくないキャラ位置だったので、ある意味助かったとも言えなくもないですが・・・

そんなこんなで、非常に続きが気になっております。

ゆでたまごせんせいもまだまだ現役ですし、そのうちこの続きを是非とも描いてほしいっす!

葵山優一はラーメンマンの帰還を心待ちにしております!

以上、闘将!!拉麺男についてでした。

どうもありがとうございました。

おまけ 最高に笑ったパロ

出典 Tweet すでに同じネタやってる人がいるかも知れないけどラーメンマンでこち亀パロディ。 よねっち

元ネタはこち亀です。

こういうパロ思いつく人ってホントに凄いと思います!

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