こんにちは! 葵山優一です。
今回は僕の好きなキン肉マンの魅力について話そうと思います!
普通の人では理解不能な事も、古きキン肉マンファンの方ならお判り頂けると思います。
キン肉マンと言えば・・・
まず ゆで理論
キン肉マンには現実的な科学法則を無視したかのような、自由で独特の発想のことがよく出てきます。
いくつか例を挙げますと・・・
モノは重いほうが早く落ちる
(ウォーズマンVSネプチューンマン戦)
世界中で試合が行われているが、時差が全くない
(7人の悪魔超人同時試合)
マッスルドッキングの威力はそれぞれの技の10倍の威力
(ドライバーの下はともかくバスターの上の威力は・・・)
あと、人間の歴史に超人が かなり介入しています。
(ナポレオンは実は時間超人だった とか)
ほかにも、初期は飛べたり巨大化したりビームを放ったりしてましたが、本格派格闘路線になってからは一切その設定がなくなり、高い所をよじ登ったりしてました。
表記されていませんが、ルール上禁止されているのかもしれませんね。
空を飛んではいけない。
巨大化してはいけない。
ビームを打ってはいけない。
うん!
確かにプロレスでは反則ですな!!
納得!
他にもゆで理論で検索すれば、たくさん出てくると思います。
あと、それの派生でウォーズマン理論などもあります。
キン肉マン知らなくても、結構有名ですよね。
100万×100万×2×3=1200万スクリュードライバー
オモイヤリ+ヤサシサ+アイジョウ=友情
オモイヤリ+ヤサシサ+アイジョウ+シンジルココロ=超友情
明らかにおかしいことを言っているのに
「作者がゆでだから」の一言で済まされてしまう・・・
これがゆで理論です!
子供の頃は「そうか!」と納得し、大人になれば「これおかしいジャン!」と突っ込みを入れられる。
そしてそれはすべて「キン肉マンだから ゆでだから」で許されます。
作者のゆでたまご先生も「マンガはツッコミ所が多い方が面白い」という考えを持っているそうです。
よくよく考えると、凄い手法だとおもいます・・・。
ゆでたまご先生が長年かけて作り上げた努力の結晶と言える理論ですね・・・。
あと、生死がメチャクチャです!
以前男塾で死ぬ死ぬ詐欺について話しましたが、キン肉マンはさらに凄いです!
死んだはずなのに生きていた。
死んでも生き返らせる方法がある。
これはマンガではよくあることです。
しかしキン肉マンの世界はいろいろ設定があり、死んでも普通に生き返れます。
方法1
他人に自分の超人パワーを分け与える。
自ら胸から光る球を取り出し、分け与えると生き返ります。
ジェロニモを生き返らせようとしたとき4人が1人10万づつ分けようとしたり、バッファーローマンが自ら残った300万パワーを3つに分けて3人を生き返らせたように、分割も可能みたいです。
輸血みたいな感覚ですね。
方法2
超人墓場で働いて生命の玉が4つもらえれば生き返れる
試合で死んだ超人は、超人墓場という所に送られます。天国に行くという選択肢はないみたいです。
地獄の鬼たちにムチ打たれ、強制労働を強いられます。
仕事の功績が認められ、生命の球を4つ集めれば生き返れるそうです。
病気や寿命で死んだらダメみたいです。
じゃあ天国に行くという選択肢は・・・?
方法3
フェイスフラッシュ
最終回、スグルのフェイスフラッシュでこれまで死んでいた仲間たちが一気に生き返りました。
預言書燃やされて消滅した超人もです。
さすがにワケがわかりません。チートすぎます。
これまでの感動が台無しです。
最終回とはいえ、やりすぎだと思いました。
あと、悪魔将軍がなんらかの方法でバッファローマンを生き返らせてましたが、この辺の説明はされていないのでわかりません。
超人パワーを分け与えたのかな・・・?
とまあ、このように、死んでも普通に生き返るので、死ぬのが当たり前の世界です。
当たり前すぎておかしなことも起きました。
死んだはずの超人が生き返っている。
死んで生き返るのが当たり前の世界なので、次のシリーズでは当たり前のように再登場したりしてます。
たまにさっき死んだはずのキャラが客席で応援してたりもします、
絶対に生き返らない超人がいる。
シナリオ進行上、どうしても死んでなければならないキャラもいます。
ブロッケンマンやカメハメなど、その最たる例ですね。
逆に、生きてるはずの超人が死んでいる。
当時有名になりましたウルフマン(リキシマン)がいつの間にか死亡事件。
タッグトーナメント1回戦でスクリューキッド&ケンダマンの乱入により重傷を負いますが、この時死んではいないません。(Ⅱ世では死んだ事になってます)
そのあとロビンとウォーズマンをパパラッチから守っています。
友情フィギュアでしっかり肩組んでいます。
しかし、その後なぜか死亡扱いになり、アシュラマンに腕を取られたりヘル・ミッショネルズ戦では亡霊として登場し、成仏させられました。
しかもアニメ版では、ブロッケンJrと共に鏡に飛び込み、マウンテンに跳ね返されてます!
マジでいつ死んだの?
って感じです。
とまあ、これだけの矛盾があっても「作者はゆでだから」ですまされてしまうのがすごいところです。
まさに脅威のゆで理論!
これからもゆで理論は僕ら読者を楽しませてくれるでしょう。
さて、次回は キン肉マンことキン肉スグルについてです。
キン肉マンが個人的に一番好きなので・・・
それでは、また。
どうもありがとうございましたー