この記事の主な使用画像出典 ©アイシールド21 稲垣理一郎 村田雄介
こんにちは。葵山優一です。
今回はジャンプのアメフトマンガ
アイシールド21について紹介します。
作品紹介
2002年よりジャンプで7年の間連載されていた大人気アメフトマンガです。
日本ではアメリカンフットボールはそれほど有名ではありませんが、この作品の影響でアメフトを知る人口が増大しました。
あらすじを簡単に説明しますと
主人公、小早川瀬那は、気弱な正確で幼い頃より周りからいじめられていました。
しかし、異常にに足が速かったので長年パシリ生活を送っていました。
小早川瀬那 40メートル走4秒2(高校最速)
私立泥門高等学校に入学し走る姿をアメフト部キャプテン、蛭魔妖一に目をつけられ、半ば強制的にアメフト部に入部させられます。
それ以降、瀬那はアメフトを通じ、仲間やライバルと出会い、成長していきます。
アメフトマンガですが、「アメフトのルールがわからなくても面白い!」という触れ込みで、アメフトの試合だけでなく人間ドラマやギャグ、特訓話などにも定評があり、この作品を見てアメフトに興味を持って始めたという人も多いそうです。
人気マンガの長期連載において、最終回まで一度も休まずに掲載した数少ない作品です。
メディア展開も多く、アニメ・ゲーム・ドラマCDほか、カードゲームやメダルゲームにもなりました。
原作は高校生の飲酒、喫煙、発砲、ノーヘルバイクなど法に触れるもの、さらに人種差別や傷害などがありましたが、アニメではゴールデンタイム放送だったため規制が厳しく、設定が大幅に変更されていました。
※法に触れる表現は全部カットされ、人種差別は別の設定に変更(後述記載)
なお、アニメでは最終回まで描かれず、関東大会準決勝の王城戦が最後の試合でした。
(峨王やマルコは登場している)
思い出と感想
当時はメッチャ大好きで、ジャンプの中で特に楽しみにしていた作品でした。
特に関東大会あたりから(神龍寺ナーガ戦)あたりからは、ジャンプでまず最初にコレを読んでいた覚えがあります。
このマンガを見るまで僕はアメフトのルールは全然知りませんでした。
やったこともありません。
野球やテニス、囲碁と同様、このマンガでアメフトに興味を持ち、ルールを覚えてテレビで見て何をやっているかわかるようにはなりましたが、自分でやろうとは思えませんね・・・。
なんか、すっごい痛そうだし・・・
あと、道具とかにすっごいお金もかかるみたいで、社会人リーグとかでやってる人達は相当マジでやってるみたいです。
気軽には入れる草野球チームやテニスサークル、囲碁教室よりかなりハードルが高いです。
しかし、それでもアメリカで一番人気のスポーツなので、やるのは凄く大変ですが、それ以上に面白さがあることがわかります。
ちなみにアメリカの人気スポーツベスト3はこんな感じです
1位 アメリカンフットボール 37%
2位 バスケットボール 11%
3位 ベースボール 10%
※ワシントン・ポトス(2017年)調べ
アメフト、断トツの1位!
野球は以外にも3位なんですね・・・
日本ではメジャーの野球ばっかテレビに映るので、てっきり野球だと思ってました。
アメフトはあまり日本では馴染みがないと思います。
中学や高校でも、アメフト部とかあまり見た事ないですね。
知り合いでもアメフトをやっていたという人間は、今までの人生の中で一人しか知りません。
マンガでも、アイシールド21以外のアメフトマンガは? と聞かれたら、恐らく簡単には答えられないと思います。
っていうか、アイシールド21知らなかったらもう絶対お手上げですね。
かくいう僕も、ノーハドルと5ヤーダー、あとアメイジングハイスクールくらいしか知りません。
画像出典 Amazonより
他にも見た事はありませんが、「明日へのキックオフ」と言うのがあるそうです。
アメフトマンガで調べたところ、出てきたのはこの5種類という・・・
っていうか、5種類て・・・
カバディやゲートボールより少ないぞ・・・
野球マンガがいったいいくつあることか・・・
正直、アメリカでは1番人気でも、日本ではマイナースポーツと言わざるを得ません。
なぜこんなにも少ないのか不思議に思いますが、僕には何となくわかります。
基本的にマンガというものは、自分の好きな物や体験を元にして描くものです。
例えば野球マンガ家ならば、大体は野球経験者のはずです。
野球とかやったことなく、ルールも知らないし興味もない人が野球マンガ描くはずがありません。
しかし、先に説明した通り、日本ではあまりアメフト流通がないため、経験者が非常に少ないです。
というか、アメフトをマジでやってて、将来はマンガ家になろうと考えてる人間は恐らく超レアだと思います。
絶対その人、生粋のアスリートだし・・・
この作品の原作の稲垣理一郎と作画の村田雄介両名ともアメフトをやっていたという事ではないみたいです。
なのにどうしてアメフトのマンガを描く気になり、こんな素晴らしい作品を生み出せたのか・・・
まぁ、僕の知らないだけかもしれませんけど
なので、アメフトのマンガを描こうという人自体が少ないので、必然的に作品自体が少ないんだと思います。
王者たる所以
仮に、これからアメフトマンガを描こうにも、どうしたって先にアイシールド21がある以上、比べられてしまうので非常に敷居が高いです。
先に同じテーマの偉大な作品があると、どうしても後に出たほうが比べられてしまいます。
例えるなら「スラムダンク」と「黒子のバスケ」。
若い世代には黒子のバスケのほうが人気が上かもしれませんが、バスケット漫画としての評価はスラムダンクのほうが上です。
これからバスケット漫画を描こう!という人は、相当苦労すると思われます。
なにしろ・・・
絶 対 王 者
がありますからね・・・
どうしても比べてしまわれます。
むしろ、この環境で黒子のバスケをヒットさせた藤巻忠俊先生は凄いです。
連載が始まった当初から「これはスラムダンクのパクリだ」と言われながら、最終的には巻数でスラムダンクに追いつくほどまでに続き、人気を保ちました。
(スラムダンク全31巻 黒子のバスケ全30巻)
なら先に出せば黒子のほうがスタンダードになったのか? と言われても、一概にそうとは言えません。
例えば「忍者マンガ」と聞いて、まず思い浮かぶのは恐らくナルトだと思います。
しかし忍者マンガはナルトより以前から結構名作があります。
赤影とか忍空とかハットリ君とか・・・
しかし、何故現在の忍者マンガ代表がナルトになってしまったのか?
結局、一番面白い作品が王者になるって事です。
各ジャンルのジャンプ王者的作品(※葵山優一個人の考えです)
バトル→ドラゴンボール
サッカー→キャプテン翼
バスケ→スラムダンク
テニス→テニスの王子様
アメフト→アイシールド21
プロレス→キン肉マン
囲碁→ヒカルの碁
不良→ろくでなしブルース
忍者→ナルト
カードゲーム→遊戯王
エロ→To LOVEる
どうでしょうか? 結構いい所ついてると自負しておりますが・・・
だいたいみんなこれらを見て目標にしてると思います。
ちなみに野球は・・・ なんだろ。
・・・ルーキーズ?
いかんせん他の雑誌に逸材が多すぎますね・・・。
このように、各ジャンルには絶対王者たる作品が君臨しておりますので、これからこれらの作品を抜こうとする事は非常に困難です!
ドラゴンボールがなければワンピースがとっくにバトル物ナンバー1になっている事でしょう。
中には探偵物のコナンと金田一のように、2強でどっち派かと別れるようなものもあります。
ライバル同士が競い合う事で、互いの作品を高めていくのも大事です。
しかし、最近は王者やライバルを避けて新ジャンルを確立させようと、様々なジャンルのマンガが出ておりますが・・・
僕的には上記の作品を塗り替えるような作品を見てみたいですね。
王者を敗れ!
すみません。大きく離れてしまいましたが
今回はアイシールド21の紹介でした。
話をアイシールド21に戻しまして・・・
そんなワケでして、アメフトマンガと言えばアイシールド21が現時点では絶対王者です!
絶対王者の作品は、たとえその題材に興味はなくとも読んでみれば絶対に面白いと思います!
興味がなくても楽しめる。
それこそが王者たる所以だと思います!
なので、おススメのアメフトマンガは? って聞かれたらもう
アイシールド21 一択ですね。
アメフトやってない人が見ても面白いです。
是非ともおススメします!
ていうかぶっちゃけもう、僕にとって日本でアメリカンフットボールのイメージは、アイシールド21って感じがします!
日本人のプロアメフト選手とか、1人も知りませんし・・・
イチローみたいなスターが出現すると、また違うんでしょうけどね。
今度、栗原嵩という人が日本人初のNFLに挑戦するそうです。
頑張ってほしいものです。
野球と違い、アメフトはモロに体格差が出るので日本人では大成しないと言われていますが、栗原選手には是非とも頑張ってほしいと思います。
有名になってくれれば、ひょっとしてまたアイシールド21が始まるかもしれませんし、それを見てアメフトのマンガを描こう!という人が現れるかもしれません。
さらにそれを見てアメフトをやろう!という人が今後増えるかもしれません。
なんか順番がおかしいような気もしますが・・・
今後アイシールド21を超える作品は出現するのか?
なんでもそうですが、競い合ってこそ作品は面白いものになります。
今、アメフトマンガはアイシールド21の1強ですが・・・
面白いマンガはいくらあったっていい!!
by葵山優一
葵山優一は今後出るアメフトマンガに期待しております。
以上、アイシールド21についてでした。
どうもありがとうございました。