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デスノートについて

この記事の主な使用画像出典 ©デスノート 大場つぐみ 小畑健

こんにちは。葵山優一です。

今回はジャンプ屈指のダークサスペンス!

デスノートについて紹介します。

ジャンル:少年マンガ・サスペンス系
作者:原作 大場つぐみ  作画 小畑健
出版社:集英社
掲載:週刊少年ジャンプ 2003~2006
コミックス 全12巻(13巻は読切収録)

作品紹介

ジャンプで一大ブームを築いた大ヒットマンガです。

「ノートに名前を書けばその人間は死ぬ」

死神からデスノートを受け取った人間、夜神月(やがみライト)は世の中をよくするため、悪人をデスノートで裁いていきます。

世界各地で起こる謎の連続殺人。警察は犯人を追いますが手掛かりはつかめず。

そして世界一の探偵「L」が動き出します。

人知れずデスノートで殺人を重ねるライトとそれを追うLの天才二人による謎解き勝負が本筋です。

ジャンプの作品の中でも異質で友情・努力・勝利はほとんどなく、知力、戦略戦がメインで主人公が人を人とも思わぬエゲつない方法で相手を殺したり、警察側もすごく問題ありそうな方法を取ったりと、非常にダークな作品です。

反面、それでもジャンプでトップクラスという地位をキープしていただけあって内容は非常に面白く、人気もすごくあり、連載中は多くのブームを起こしました。

※某小学校でデスノートごっこ禁止令がでたそうです。

海外では模倣犯もでたそうです。

デスノートの社会的影響←

連載3年、12巻という短い期間ながら、アニメ、ゲーム、小説、映画、ドラマ、ミュージカルというおよそメディア制覇を達成したマンガ界でも数少ない作品です。

連載終了して10年ほど経ちますが、いまだ人気は衰えず。

2016年には再び映画化されました。

実写映画デスノートの正式な続編です。

本編でも10年後の世界です。
ミサや松田など登場します。

10年前 デスノートが好きだった方には是非ともおススメです。

思い出と感想

読切を見た時は凄い面白かったですが、まさか連載になるとは当時思いませんでした。

読切版では主人公は小学生でした。

リュークやノートの設定は一緒です。

ただし 名前を消すと生き返る特製の消しゴムがあります

さすがにこの設定は本編では消されました。

現実世界に死神が現れ、名前を書けば人を殺せるノートが存在する。

現実離れのファンタジーすぎてとても長期連載向きではないと思いました。

しかしまさか、超探偵が出てきて死神の存在と真っ向から向かい合うとは・・・。

ガモウさん大場先生の構成力はマジすげぇっす!


っていうか、死神の存在が明らかになった直後から普通にコミュケ取ってる捜査一課が怖い・・・

とにかくこのマンガは面白い! それに尽きます。

クオリティも高いし、当時ではとてもハイレベルなマンガでした。

マンガ界に残る至高の作品だと思います!

巻数もそんなに多くないので、是非ともおススメします。

ちなみに読み切り版の消しゴム

松田の奇跡(ネタバレを含みます)

個人的には松田さんが好きでした。

松田桃太

警察にはコネで入ったと言っており、警察官の中でも優秀とは言えない存在。

学生時代はいじめを受けていた模様。

しかし、いつ死んでもおかしくないキラ対策本部に残ったり、ヨツバに命がけで侵入たり、死ぬフリをするためマンションの手すりの上で逆立ちで歩いてそのまま落下する(下手すれば死ぬ危険もあり)ライトに変わって自分がLだと名乗る など、自らの命を賭けた捜査ができるすごい人。

この正義感の高さはとてもコネで入ったようには思えません。

時にはKYな発言をすることもありますが・・・

作中何度もノートで殺されかけましたが、無事最後まで生き残りました。

お父さんや宇生田は死んだのに・・・

マジで奇跡だと思います。

松田さんはバカキャラとして認識されがちですが、こういう殺伐とした話の中にはこういう人こそ大事なんだと思います。

作中でずいぶん使えない奴扱いされていますが・・・

最後には決めてくれました!

読んだ人ならだれでも知っている終盤の名シーンです。
このシーンのおかげでで松田はこれまでの借りを一気にチャラにしたというイメージもあります。

ニアの命を救う、というか、下手すれば今後の世界の運命をも救ったと言ってもいいほどの大手柄です。

つーかこれ、人間ワザじゃねえと思います・・・

よーく考えてみました。

まず、松田さんはライトがキラだという事を知り、ショックで膝をついてしまいました。

この後ライトの演説が始まり松田は途中何度かチラ見しましたが、この時点では逆方向でうつむいています。

そして、次のページでライトがノートを仕込んだ腕時計でニアを殺そうとし、レスター長官が

「仕込んだノートだ!」

と叫んだ瞬間にー

振り向きざまピンポイント射撃!

しかも「仕込んだノートだ!」に対しての反応だとすれば

その間およそ1秒未満!

しかも松田の位置はニアと相沢の位置から考えて

どう見てもライトの真後ろ

頭とか肩とか射線上に入っていると思います。

それなのにボールペンをピンポイントで当てました。

回り込んだのかなぁと思いましたが、しゃがみながら打っているのでその場から動いていないと思います。

まとめますと

・ライトがキラとわかり、意気消沈してへたり込む
・そのまま1話に渡ってライトの演説を聞く
・演説途中で「仕込んだノートだ!」の声に反応する
・恐らく懐に閉まっていた銃を取り出す
・安全装置を外し、真後ろのボールペンを狙って射撃
・見事 命中させる

神業すぎる・・・

精神的にも技術的にも・・・

そしてその後、血で書こうとするライトを撃ちまくって阻止。

ニアの本名は Nate River

ニア 死亡まであと  1文字でした!

何気にヤバかった!

そう考えたら、マジで松田さん英雄です。

例えこの状況でニアが死んでもライトは捕まるでしょうが、最終回や番外を見る限りニアが生きているのといないのじゃ大きく未来は変わった事でしょう。

最終回では相変わらずのノリを見せ、最後の最後までブレませんでした。

ぶちゃけ、作中のどこかで絶対死ぬと思ってましたが・・・

葵山優一は松田さんが最後まで生きててくれてマジよかったと思います!

でもまぁ、10年後に・・・

「松田桃太 ライトの声に呼ばれ、笑顔で自殺」

(実写映画 Light up the NEW worldより)

・・・これだけはマジでかなりショックでした。

せっかく生き残れたのに・・・

まぁ、映画は別物と考えましょう!
ミサミサも模木さんも死んでますし。

お父さんは生きてますし

でも、映画は映画で悪くなかったですね。

わかりやすかったし。

デスノートはコナン並みに文字が多いですからね・・・。

字を読むのが億劫な人には映画のほうをおススメします!


っていうか、ぶっちゃけどっちもおススメです!

以上、デスノートについてでした。

どうもありがとうございました。

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