この記事の主な使用画像出典 ©ボボボーボ・ボーボボ 澤井啓夫
こんにちは。葵山優一です。
今回紹介するのは
ジャンプ最大のギャグ漫画と名高い、この作品!
ボボボーボ・ボーボボです!
作品紹介
澤井先生のデビュー作にして看板作品となった重量級ギャグマンガです。
ワンピース、遊戯王、るろうに剣心などと共にジャンプ第二黄金期を支えていました。
ギャグ漫画で28巻というのはジャンプにおいて初です。
当時のジャンプのギャグマンガでは「ピューと吹くジャガー」と並び、長らくジャンプ2大ギャグマンガとして君臨し続けました。
アニメ化、ゲーム化、さらにはカードゲームにすらなりましたが、いかんせん内容がゴールデン向きではなかったため、打ち切りに近い形で終了。
しかしそれでも4クール以上(1年以上)続き、スタッフの必死さが伝わる作品でした。
内容はギャグマンガなのに一話完結という事が少なく、次々に登場する強敵を数話かけて倒すという流れでした。
矛盾はもちろん、伏線など多く張ってましたがそのほとんどが回収されることがなく、その場のノリで片付けられるケースがほとんどです。
バトルもよくわからないのが多いです。
・・・つまり
It must feel Do not think
考えるより感じろ!
的なマンガです。
思い出と感想
読切が乗った時から、これは来る!と確信しました。
当時スラムダンクが終わり、ワンピやるろ剣、遊戯王はまだ序盤だったのでこれといった看板作品がなかった時代でした。
読切も数多く乗りましたが、その多くが連載してもすぐ終わってしまうようなものばかりでした。
いや、決してつまらないワケではないんですが・・・
いかんせんその時のジャンプは日本一のマンガ雑誌だったワケですから、求められるレベルが高すぎたんでしょうね。
しかしそんな中、異色とも言えるこの作品が乗った時は衝撃でした。
まず、絵が汚い!
当時のジャンプはまず何より画力を最重視します。
最近はそうでもないですが・・・
かくいう僕も、一度集英社に持ち込みに行ったことがありますが、内容うんぬんよりもまず「画力のレベルが低すぎる」と一蹴されました。
わかっちゃいましたが・・・はっきし言われるとキツイですな。
澤井先生も当時持ち込みの時は画力について散々指摘されたそうです。
しかし、澤井先生は持ち込みを担当した編集者に対し
「内容を見て、笑ったら認めてください」
と言ったそうです。
結果、編集者は何度も笑ったそうで、慌てて編集部で回し読みをし、読切を勝ち取ったという凄まじい経緯を持っています。
汚い絵を内容でねじ伏せてしまった澤井先生を葵山優一はマジ尊敬します!
連載が決まってからもその勢いは止まらず、毎週笑わせてもらったのをよーく覚えています。
特にパロディが面白く、様々な作品のネタが登場しました。
・ドラゴンボール
・デスノート
・キン肉マン
・北斗の拳
・ジョジョ
・男塾
・遊戯王
・GALS!
・カイジ
特に遊戯王にはマジ笑った・・・
あとデスノートの話を1話丸ごとボーボボで描いたのも面白かったですね。
小畑先生の画力凄すぎ・・・
ハジけ祭り
ボーボボで特に印象深いのはゲームです。
実はボーボボ アニメより先にプレステ2のゲームが出ていました。
まず驚いたのは声優(アニメと若干違います)
ボーボボ ― 水木一郎
ビュティ ― 榎本温子
首領パッチ ― 保志総一朗
ソフトン ― 緑川光
ところ天の助 ― 長嶝高士
メッチャ豪華や・・・
もう声優見た瞬間、買うの決めましたね。
当時スクライドにハマってたので緑川光と保志総一朗の出る作品はだいたい見てました。
ゲームの内容は・・・
正面スクロールのシューティングゲームとでも言いましょうか・・・
アナログキーを使って鼻毛で敵を倒します。
左右のスティックでそれぞれの鼻毛を操作できます。
何を言ってるのかわからんでしょうが・・・
原作同様ノリがすべてです!
なんだかよくわからないノリに、なぜか夢中になってしまいました。
音楽もなんか中毒性があるし・・・
ボーボボ恐るべし!!
まだあると思うので、久しぶりにやってみたいです・・・が
PS2がないな・・・(壊れちゃったし)
以上、ボボボーボ・ボーボボについてでした。
どうもありがとうございました。